文献詳細
文献概要
Laboratory Practice 〈一般・管理〉
尿沈渣領域におけるバーチャルスライドの活用法
著者: 佐伯仁志1
所属機関: 1国立病院機構東近江総合医療センター研究検査科
ページ範囲:P.500 - P.503
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バーチャルスライドとはスライドガラス標本の全体または一部をデジタル画像に変換することで,視野移動や鏡検倍率の変更を可能にし,コンピューター上で実際に顕微鏡を鏡検しているかのように見える“仮想顕微鏡”のことである.医療機関では,病理診断部門においての使用が圧倒的に多く,施設内での病理組織標本や細胞診標本のデジタル化保存および電子カルテとの連携,病理医不在施設における遠隔病理診断や症例のコンサルテーション,さらには医学研究や教育にも使用されており,近年急速に普及している.
バーチャルスライドとはスライドガラス標本の全体または一部をデジタル画像に変換することで,視野移動や鏡検倍率の変更を可能にし,コンピューター上で実際に顕微鏡を鏡検しているかのように見える“仮想顕微鏡”のことである.医療機関では,病理診断部門においての使用が圧倒的に多く,施設内での病理組織標本や細胞診標本のデジタル化保存および電子カルテとの連携,病理医不在施設における遠隔病理診断や症例のコンサルテーション,さらには医学研究や教育にも使用されており,近年急速に普及している.
参考文献
1)浜松ホトニクス社パンフレット:滋賀県におけるバーチャルスライドを用いた「さざなみ病理ネットワーク」の構築と運用 NanoZoomer運用実例紹介(https://www.hamamatsu.com/resources/pdf/sys/SBIS0113J_shiga.pdf)(2017年1月12日アクセス)
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