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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻6号

2017年06月発行

技術講座 生理

信頼される術中モニタリングを行うための技師の役割

著者: 杉山邦男1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部

ページ範囲:P.614 - P.618

文献概要

Point

●安全な手術を遂行するためには,高い専門性を前提とし,他職種と連携しあうチーム医療が重要となる.

●経頭蓋刺激は,刺激強度により刺激される部位が変化する.

●コントロール波形が低振幅の場合は注意を要する.

●手術操作による波形の変化を疑った場合は速やかに報告する.

参考文献

1)後藤哲哉,本郷一博:脳神経外科手術における術中運動誘発電位測定の提案.臨神生 44:185-188,2016
2)一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(監):JAMT技術教本シリーズ 神経生理検査技術教本,第1版.じほう,pp202-216,2015
3)佐々木達也,阿部誠,斉藤敦志,他:脳動脈瘤術後運動麻痺回避のための術中MEPモニタリング—経頭蓋刺激MEPと皮質直接刺激MEPの比較から.臨神生 44:189-195,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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