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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻7号

2017年07月発行

文献概要

技術講座 生理 シリーズ ペースメーカ心電図の見方・1

ペースメーカ心電図の基本

著者: 葉山恵津子1

所属機関: 1心臓血管研究所付属病院臨床検査室

ページ範囲:P.728 - P.735

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Point

●心臓植え込み型電気的デバイス〔ペースメーカ,植え込み型除細動器(ICD),心臓再同期療法(CRT)〕でみられる心電図をペースメーカ心電図という.

●徐脈治療に使用するペースメーカの仕組みと設定モードの3文字の意味を理解しよう.知っておきたいペースメーカの設定モードはAAI,VVI,DDDの3つ.

●ペースメーカの設定条件で大切なのは“設定レート(どのくらいの頻度で電気刺激するのか):心拍数”.

●ペースメーカが必要となる患者さんによくある症状はめまい,失神,労作時の息切れ.その原因となる不整脈をおさえよう.

参考文献

1)山下武志,葉山恵津子:看護師・検査技師・研修医のためのペースメーカー心電図が好きになる! 改訂第2版.南江堂,2014
2)一般社団法人日本不整脈デバイス工業会:都道府県別ペースメーカ,CRT-P植込台数 年次推移(日本不整脈デバイス工業会調べによる)(http://www.jadia.or.jp/medical/crt-p.html)(2017年3月3日アクセス)
3)一般社団法人日本不整脈デバイス工業会:都道府県別ICD,CRT-D植込台数 年次推移(日本不整脈デバイス工業会調べによる)(http://www.jadia.or.jp/medical/crt-d.html)(2017年3月3日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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