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技術講座 病理
—step up編—多彩すぎて診断が難しい腺房細胞癌の細胞形態
著者: 山田寛1
所属機関: 1神戸大学医学部附属病院病理部
ページ範囲:P.28 - P.33
文献購入ページに移動●唾液腺腫瘍において腺房細胞癌(ACC)の発生率は2〜3%とまれである.
●細胞形態が多彩であり,多形腺腫など良性疾患と見誤ることが多い.
●細胞形と増殖パターンの組み合わせが多彩性を生んでいる.
●正常細胞像,組織像を理解し,ACCの細胞形態を個々に理解することが適正な診断の鍵となる.
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