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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻1号

2018年01月発行

文献概要

技術講座 病理

—step up編—多彩すぎて診断が難しい腺房細胞癌の細胞形態

著者: 山田寛1

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院病理部

ページ範囲:P.28 - P.33

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Point

●唾液腺腫瘍において腺房細胞癌(ACC)の発生率は2〜3%とまれである.

●細胞形態が多彩であり,多形腺腫など良性疾患と見誤ることが多い.

●細胞形と増殖パターンの組み合わせが多彩性を生んでいる.

●正常細胞像,組織像を理解し,ACCの細胞形態を個々に理解することが適正な診断の鍵となる.

参考文献

1)日本臨床細胞学会(編):細胞診ガイドライン5 消化器 2015年版.金原出版,pp82-101,2015
1)元井信,畠榮,村上渉,他(編):細胞診断マニュアル—細胞像の見方と診断へのアプローチ.篠原出版新社,pp226-227,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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