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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻10号

2018年10月発行

文献概要

技術講座 微生物

—step up編—16S rRNA遺伝子配列を利用した病原細菌の同定法

著者: 荻原真二1 内田幹1 雨宮憲彦1 井上克枝1

所属機関: 1山梨大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1162 - P.1168

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Point

●16S rRNA遺伝子は全ての一般細菌に存在しており,遺伝子配列を解析することにより菌種が同定できる.

●受託サービスを利用することにより,遺伝子増幅装置サーマルサイクラーを有しているだけで解析ができる.

●16S rRNA遺伝子配列解析を信用しすぎてはならない.従来の検査法から得られた検査結果も加味して総合的に判断することが大切である.

参考文献

1)大楠清文,江崎孝行:培養検査を用いない細菌の同定法—16S rRNA配列のシークエンス解析による細菌の同定.臨と微生物 39:601-610,2012
2)U. S. National Library of Medicine : BLAST(https://blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgi?PROGRAM=blastn&PAGE_TYPE=BlastSearch&LINK_LOC=blasthome)(2018年5月17日アクセス)
(https://umr5558-bibiserv.univ-lyon1.fr/lebibi/lebibi.cgi)(2018年5月17日アクセス)
4)EZBioCloud(https://www.ezbiocloud.net/)(2018年5月17日アクセス)
5)Negishi T, Matsumoto T, Saito S, et al : Catheter-Related Bacteremia Due to Gordonia sputi in a Patient with Acute Lymphocytic Leukemia : a Case Report. Jpn J Infect Dis 69:342-343,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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