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技術講座 その他
人を対象とする研究の倫理的要件—研究を申請するために
著者: 笹栗俊之1
所属機関: 1九州大学大学院医学研究院生体情報科学講座臨床薬理学分野
ページ範囲:P.1169 - P.1176
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●研究は診療とは目的が異なり,特別な倫理的配慮が求められる.
●研究デザインは倫理性とも深くかかわるため,明確でなくてはならない.
●実施計画書には,研究として行うことの“全て”が記載されていなければならない.
●研究は,原則として全て倫理審査を受けなければならない.
●研究では,原則として全ての行為にインフォームド・コンセント(IC)が必要である.
●個人情報の取り扱いには十分注意する.
●判断に迷ったら倫理原則に立ち戻って考える.
●研究は診療とは目的が異なり,特別な倫理的配慮が求められる.
●研究デザインは倫理性とも深くかかわるため,明確でなくてはならない.
●実施計画書には,研究として行うことの“全て”が記載されていなければならない.
●研究は,原則として全て倫理審査を受けなければならない.
●研究では,原則として全ての行為にインフォームド・コンセント(IC)が必要である.
●個人情報の取り扱いには十分注意する.
●判断に迷ったら倫理原則に立ち戻って考える.
参考文献
1)笹栗俊之,池松秀之(編):臨床研究のための倫理審査ハンドブック.丸善出版,pp50-60,2011
2)日本肝臓学会(編):肝癌診療ガイドライン,2013年版.金原出版,p5,2013
3)文部科学省,厚生労働省:人を対象とする医学系研究に関する倫理指針,2014(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000153339.pdf)(2018年7月25日アクセス)
4)文部科学省,厚生労働省,経済産業省:ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針,2014(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/sisin1.pdf)(2018年7月25日アクセス)
5)笹栗俊之:患者さんと医療系学生のための臨床薬理学入門—くすりを正しく用いるために.九州大学出版会,pp142-144,2016
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