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技術講座 病理 シリーズ 免疫染色(IHC/ICC)の基礎・4
病理診断に利用される代表的な抗体
著者: 柳田絵美衣12
所属機関: 1慶應義塾大学医学部病理学教室 2慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
ページ範囲:P.1228 - P.1235
文献購入ページに移動●サイトケラチン(CK)は上皮系,S100は神経系とメラノーマなど,腫瘍細胞の由来・性質を知ることができる.
●リンパ腫ではT細胞由来(CD3陽性)なのかB細胞由来(CD20陽性)なのか,肺癌では腺癌(TTF-1,Napsin A陽性)なのか扁平上皮癌(p40またはp63,CK5/6陽性)なのかなど,薬剤や治療を選択するために免疫染色を用いる.
●HER2/neu,CD117(c-kit),PD-L1など,治療薬剤に直結するコンパニオン診断に用いる抗体が次々に登場している.
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