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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻12号

2018年12月発行

文献概要

FOCUS

生理機能検査における患者とのコミュニケーション

著者: 髙橋秀一1

所属機関: 1社会福祉法人恩賜財団済生会中和病院医療技術部

ページ範囲:P.1325 - P.1327

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はじめに

 コミュニケーション(communication)を語る前に,その意味をしっかりと把握しておかなければならない.広辞苑では,“社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達.言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする”と定義されている.またcommunicationの語源はラテン語のcommunisからきており,“共通の,共有の”という意味があるといわれている.つまり,コミュニケーションを図るとは,何かを伝達するということだけではなく,相手に対してできるだけ正確に情報や知識,思考や感情を伝え,お互いに共有することであると理解できる.

参考文献

1)髙橋秀一:ソノグラファーが心エコー検査時に行う身体所見のとり方.心エコー 8:868-876,2007
2)髙橋秀一:超音波検査士の患者説明に関する教育や倫理規定.医事新報 4737:64-65,2015
3)髙橋秀一:超音波検査における患者とのコミュニケーション—心の技量.超音波検技 34:581-588,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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