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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻12号

2018年12月発行

文献概要

臨床医からの質問に答える

薄切の切片厚はどのように指定したらよいでしょうか?

著者: 山田範幸1 上田奈央子1 菅井有12

所属機関: 1岩手医科大学附属病院病理診断科 2岩手医科大学医学部病理診断学講座

ページ範囲:P.1374 - P.1376

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はじめに

 パラフィン切片は,ホルマリン固定パラフィン包埋(formalin-fixed paraffin-embedded:FFPE)検体からミクロトームを使用して作製される.パラフィン切片の厚さは使用目的に応じて決定されるので目的を明確にする必要がある.

 本稿では,パラフィン切片の厚さが重要となる代表的な一般染色,免疫組織化学染色および遺伝子解析について解説する.

参考文献

1)古谷津淳一:アミロイド染色.病理技術研究会:基礎病理技術学.病理技術研究会,pp68-71,2013
2)阿部仁:PAM染色.日本臨床衛生検査技師会(監):病理検査技術教本.丸善出版,pp135-139,2017
3)小松京子:免疫関連.水口國雄,小松京子(監):病理技術教本,改訂第2版.日本臨床検査同学院,pp61-67,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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