文献詳細
文献概要
Q&A 読者質問箱
ホルマリン,キシレンの正しい取り扱い方を教えてください.
著者: 平澤浩1
所属機関: 1藤田医科大学病院病理部
ページ範囲:P.1377 - P.1379
文献購入ページに移動Q ホルマリン,キシレンの正しい取り扱い方を教えてください.
A 病理診断業務では,多種類の危険化学物質を取り扱うという特徴があります.ホルマリンとキシレンはその代表例ともいうべき危険化学物質です.いずれも揮発性の有害物質であり,ヒトに対してどのような有害性を有するか,また取り扱いに際して適用される関係法令の周知など,専門的な知識が必要となります.
そこで本稿では,ホルマリンとキシレンを安全に取り扱うために必要な基礎知識,個人用保護具,局所排気装置の意義を中心に解説します.
A 病理診断業務では,多種類の危険化学物質を取り扱うという特徴があります.ホルマリンとキシレンはその代表例ともいうべき危険化学物質です.いずれも揮発性の有害物質であり,ヒトに対してどのような有害性を有するか,また取り扱いに際して適用される関係法令の周知など,専門的な知識が必要となります.
そこで本稿では,ホルマリンとキシレンを安全に取り扱うために必要な基礎知識,個人用保護具,局所排気装置の意義を中心に解説します.
参考文献
1)Kerns WD, Pavkov KL, Donofrio DJ, et al : Carcinogenicity of formaldehyde in rats and mice after long-term inhalation exposure. Cancer Res 43:4382-4392,1983
掲載誌情報