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—超音波スクリーニング検査—カテゴリー分類導入へ向けてのプロセス
著者: 永沼晃和1 永井信1 秦野敦史2
所属機関: 1JA北海道厚生連帯広厚生病院医療技術部放射線技術科 2JA北海道厚生連遠軽厚生病院医療技術部放射線技術科
ページ範囲:P.1380 - P.1381
文献購入ページに移動腹部超音波検査は,腹部臓器疾患の早期診断に対し欠くことのできない診断法であり,人間ドックなどの現場で広く用いられている.
しかし,腹部超音波検査では対象臓器が多岐にわたること,癌以外の疾患も対象となることから,記載方法や判定基準などは各施設さまざまであり,施設間の検診精度や有効性などの評価が困難であった.そのようななか,日本消化器がん検診学会・日本超音波医学会・日本人間ドック学会が中心となり,質の向上・精度評価・有効性の評価などを目的に,カテゴリー分類を中心とした「腹部超音波健診判定マニュアル」1)が提案された.
本稿では,JA北海道厚生連遠軽厚生病院(以下,当院)にてカテゴリー分類導入に向けて行ったプロセスについて述べていく.
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