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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻12号

2018年12月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

—超音波スクリーニング検査—カテゴリー分類導入へ向けてのプロセス

著者: 永沼晃和1 永井信1 秦野敦史2

所属機関: 1JA北海道厚生連帯広厚生病院医療技術部放射線技術科 2JA北海道厚生連遠軽厚生病院医療技術部放射線技術科

ページ範囲:P.1380 - P.1381

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はじめに

 腹部超音波検査は,腹部臓器疾患の早期診断に対し欠くことのできない診断法であり,人間ドックなどの現場で広く用いられている.

 しかし,腹部超音波検査では対象臓器が多岐にわたること,癌以外の疾患も対象となることから,記載方法や判定基準などは各施設さまざまであり,施設間の検診精度や有効性などの評価が困難であった.そのようななか,日本消化器がん検診学会・日本超音波医学会・日本人間ドック学会が中心となり,質の向上・精度評価・有効性の評価などを目的に,カテゴリー分類を中心とした「腹部超音波健診判定マニュアル」1)が提案された.

 本稿では,JA北海道厚生連遠軽厚生病院(以下,当院)にてカテゴリー分類導入に向けて行ったプロセスについて述べていく.

参考文献

1)日本人間ドック学会画像検査判定ガイドライン作成委員会腹部超音波部門,日本消化器がん検診学会超音波検診委員会ガイドライン作成ワーキンググループ,日本超音波医学会用語・診断基準委員会腹部超音波がん検診のカテゴリーに関する小委員会:腹部超音波健診判定マニュアル,2014(https://www.ningen-dock.jp/wp/wp-content/uploads/2013/09/eee056fea52b7673d5db082423293447.pdf)(2018年9月3日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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