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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻2号

2018年02月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈一般〉

各種尿中有形成分分析装置の特徴と運用方法

著者: 田中佳1

所属機関: 1金沢医科大学病院医療技術部臨床検査技術部門

ページ範囲:P.152 - P.157

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はじめに

 近年,多くの施設で尿中有形成分分析装置が導入されており,尿沈渣検査の省力化・迅速化に寄与している.尿中有形成分分析装置にはフローサイトメトリー(flow cytometry:FCM)方式と画像撮像方式の2つの原理が存在しており,施設により使い分けがなされている.本稿では各社より発売されている尿中有形成分分析装置の原理を簡単に説明し,望ましい運用方法について述べる.

参考文献

1)社団法人日本臨床衛生検査技師会尿沈渣検査法編集委員会(編):尿沈渣検査法2010.日本臨床衛生検査技師会,2011
2)弓狩加恵,吉澤梨津好,津郷幸子,他:装置特性を活かしたU-SCANNERⅡ運用の試み.医学検査 63:36-40,2014
3)橋本綾,田中佳,松本正美,他:全自動尿中有形成分分析装置UF-5000の性能評価.医学検査 66:255-265,2017
4)社団法人日本臨床衛生検査技師会尿沈渣特集号編集部会(編):第2部 尿沈渣 尿沈渣検査の自動化—尿中有形成分測定装置運用の考え方.医学検査(尿沈渣特集号) 66:49,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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