文献詳細
文献概要
増刊号 感染症クイックリファレンス 原因微生物 グラム陽性球菌
Coagulase negative Staphylococcus
著者: 山本剛1
所属機関: 1神戸市立西神戸医療センター臨床検査技術部
ページ範囲:P.198 - P.200
文献購入ページに移動学名 Coagulase negative Staphylococcus(コアグラーゼ・ネガティブ・スタフィロコッカス:CNS)
和名 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌
◎性状と特徴
①溶血性:S. lugdunensisやS. haemolyticusなどの一部の菌が淡いβ溶血性を示すが,ほとんどの菌は溶血性をもたない2).
②コロニーの形:通常,白色でS型のコロニー形成をするが,光沢のあるコロニーからR型コロニーまでみられる.コロニーの色は菌種によってさまざまで,例えばS. saprophyticusは黄色,S. lugdunensis(図1)やS. intermediusはアイボリー色になる.
和名 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌
◎性状と特徴
①溶血性:S. lugdunensisやS. haemolyticusなどの一部の菌が淡いβ溶血性を示すが,ほとんどの菌は溶血性をもたない2).
②コロニーの形:通常,白色でS型のコロニー形成をするが,光沢のあるコロニーからR型コロニーまでみられる.コロニーの色は菌種によってさまざまで,例えばS. saprophyticusは黄色,S. lugdunensis(図1)やS. intermediusはアイボリー色になる.
参考文献
1)Leber AL : Clinical Microbiology Procedures Handbook, 4th ed. ASM Press, 2016
2)Jorgensen JH, et al : Manual of Clinical Microbiology, 11th ed. ASM Press, pp354-382, 2015
3)Diagn Microbiol Infect Dis, 2013[PMID:23313084]
4)Clinical and Laboratory Standards Institute : Performance Standards for Antimicrobial Susceptibility Testing;Twenty seventh Informational Supplement, M100-S27. CLSI, Wayne, PA, 2017
掲載誌情報