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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻3号

2018年03月発行

文献概要

増刊号 感染症クイックリファレンス 原因微生物 グラム陽性球菌

Streptococcus pneumoniae

著者: 山本剛1

所属機関: 1神戸市立西神戸医療センター臨床検査技術部

ページ範囲:P.206 - P.207

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学名 Streptococcus pneumoniae(ストレプトコッカス・ニューモニエ)

和名 肺炎球菌

◎性状と特徴1〜3)
①溶血性:5%ヒツジ血液寒天培地では18〜20時間培養をするとS型のα溶血性となる.
②コロニーの形:正円形でS型,光沢のあるコロニーを形成する.自己融解によりクレーター状コロニーを形成する.ムコイド型の場合はクレーター状にならない湿潤な光沢のある大きなコロニーになる.

参考文献

1)松本哲哉(編):最新臨床検査学講座 臨床微生物学.医歯薬出版,pp116-117,2017
2)西順一郎:侵襲制肺炎球菌感染症ワクチンによる予防.Mod Media 59:273-283,2013
3)滝井万佑子,他:当院で発生した過去14年間の小児の侵襲制肺炎球菌感染症(IPD)について.日臨微生物誌 23:190,2013
4)Clinical and Laboratory Standards Institute : Performance Standards for Antimicrobial Susceptibility Testing, 27th ed. M100-S27. CLSI, Wayne, PA, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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