文献詳細
文献概要
増刊号 感染症クイックリファレンス 原因微生物 グラム陽性球菌
Streptococcus pneumoniae
著者: 山本剛1
所属機関: 1神戸市立西神戸医療センター臨床検査技術部
ページ範囲:P.206 - P.207
文献購入ページに移動学名 Streptococcus pneumoniae(ストレプトコッカス・ニューモニエ)
和名 肺炎球菌
◎性状と特徴1〜3)
①溶血性:5%ヒツジ血液寒天培地では18〜20時間培養をするとS型のα溶血性となる.
②コロニーの形:正円形でS型,光沢のあるコロニーを形成する.自己融解によりクレーター状コロニーを形成する.ムコイド型の場合はクレーター状にならない湿潤な光沢のある大きなコロニーになる.
和名 肺炎球菌
◎性状と特徴1〜3)
①溶血性:5%ヒツジ血液寒天培地では18〜20時間培養をするとS型のα溶血性となる.
②コロニーの形:正円形でS型,光沢のあるコロニーを形成する.自己融解によりクレーター状コロニーを形成する.ムコイド型の場合はクレーター状にならない湿潤な光沢のある大きなコロニーになる.
参考文献
1)松本哲哉(編):最新臨床検査学講座 臨床微生物学.医歯薬出版,pp116-117,2017
2)西順一郎:侵襲制肺炎球菌感染症ワクチンによる予防.Mod Media 59:273-283,2013
3)滝井万佑子,他:当院で発生した過去14年間の小児の侵襲制肺炎球菌感染症(IPD)について.日臨微生物誌 23:190,2013
4)Clinical and Laboratory Standards Institute : Performance Standards for Antimicrobial Susceptibility Testing, 27th ed. M100-S27. CLSI, Wayne, PA, 2017
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