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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻3号

2018年03月発行

文献概要

増刊号 感染症クイックリファレンス 原因微生物 グラム陰性球菌

Neisseria gonorrhoeae

著者: 中山麻美1

所属機関: 1岐阜大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.214 - P.215

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学名 Neisseria gonorrhoeae(ナイセリア・ゴノレエ)

和名 リン菌

◎性状と特徴
①好気性・通性嫌気性.栄養要求が厳しく,普通寒天培地には発育しない.チョコレート寒天培地に発育を認めるが,選択培地としてGC(gonococcus)寒天培地やサイヤー・マーチン(Thayer-Martin)培地が使用される.
②至適温度は35〜37℃と狭く,30℃以下の低温や40℃以上の高温では発育しない.したがって,検体の保管温度にも注意を要する.

参考文献

●Jorgensen JH, et al : Manual of Clinical Microbiology 11th ed. ASM Press, 2015
●清田浩,他:性感染症 診断・治療 ガイドライン2016.日性感染症会誌 27(Suppl 1),2016
●一山智,他(編):標準臨床検査学 微生物学・臨床微生物学・医動物学.医学書院,pp45-46,2013
●一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(監):JAMT技術教本シリーズ 臨床微生物検査技術教本.丸善出版,pp140-142,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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