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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻3号

2018年03月発行

文献概要

増刊号 感染症クイックリファレンス 原因微生物 クラミジア/マイコプラズマ

Chlamydia trachomatis

著者: 大楠清文1

所属機関: 1東京医科大学微生物学分野

ページ範囲:P.248 - P.249

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学名 Chlamydia trachomatis(クラミジア・トラコマティス)

和名 トラコーマ・クラミジア

◎染色像

 グラム染色では染まらない.

 基本小体(elementary body:EB)はギムザ(Giemsa)染色で赤紫色,マキャベロ(Macchiavello)染色で赤色に染まる.一方,網様体(reticulate body:RB)はギムザ染色,マキャベロ染色ともに青色に染まる.また,封入体はグリコーゲンを蓄積しているため,ヨード染色を用いると褐色に染まる.

参考文献

●一山智,他(編):標準臨床検査学 微生物学・臨床微生物学・医動物学.医学書院,pp100-102,2013
●日本臨床衛生検査技師会(監):JAMT技術教本シリーズ 臨床微生物検査技術教本.丸善出版,pp244-246,2017
●2016ガイドライン委員会:性感染症 診断・治療 ガイドライン2016.日性感染症会誌 27,2016
●松本哲朗:クラミジア・トラコマティスの変異株および薬剤耐性について.IASR 29:248-250,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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