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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻3号

2018年03月発行

文献概要

増刊号 感染症クイックリファレンス 臓器 軟部組織

壊死性筋膜炎

著者: 藤田崇宏1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター感染症内科

ページ範囲:P.320 - P.321

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◎定義

 壊死性筋膜炎は以前から原因微生物によってTypeⅠ(混合感染),TypeⅡ(A群溶血性レンサ球菌▲3),と分類されていた.しかしこれ以外にも複数の分類や病名が存在し混乱していることから,近年では筋肉,筋膜に病変が及ぶ,進行が急激で致命率の高い重症の軟部組織感染症を総称した“壊死性軟部組織感染症(necrotizing soft tissue infection:NSTI)”という病名が提唱されている1).これらは緊急の外科的介入を要するという点がマネジメントのうえで共通しており,ここではNSTIを中心に解説する.

参考文献

1)Clin Infect Dis, 2007[PMID:17278065]
2)Clin Infect Dis, 2014[PMID:24973422]

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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