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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻3号

2018年03月発行

増刊号 感染症クイックリファレンス

臓器 その他

遷延する発熱性好中球減少症

著者: 冲中敬二1

所属機関: 1国立がん研究センター東病院総合内科

ページ範囲:P.342 - P.343

文献概要

◎定義

 発熱性好中球減少症(febrile neutropenia:FN)の定義は臓器■26発熱性好中球減少症(p.340)参照.一般的な遷延する発熱性好中球減少症(persistent febrile neutropenia:pFN)とは,FNに対する広域抗菌薬投与開始4日以降も発熱が続き,かつ好中球数500/μL未満が持続している場合を指す.発熱が続くものの好中球数がすでに回復している場合には当てはまらない.

参考文献

1)Am J Med, 1982[PMID:7058815]
2)Am J Med, 1989[PMID:2658574]
3)Bennett JE, et al : Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases, 8th ed. Elsevier, Philadelphia, p3411, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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