文献詳細
増刊号 感染症クイックリファレンス
薬剤
文献概要
スルバクタム・アンピシリン(sulbactam・ampicillin:SBT/ABPC)
◎作用機序
①ABPCは,細胞壁(ペプチドグリカン)の合成酵素であるペニシリン結合蛋白(penicillin-binding protein:PBP)のトランスペプチダーゼ活性部位に結合し,酵素活性を阻害することにより細菌細胞壁の生合成を阻害する.
②SBTは,細菌が産生するβラクタマーゼに結合し,不可逆的な阻害作用を示す.また,細菌のPBPへの結合能も有している.
◎作用機序
①ABPCは,細胞壁(ペプチドグリカン)の合成酵素であるペニシリン結合蛋白(penicillin-binding protein:PBP)のトランスペプチダーゼ活性部位に結合し,酵素活性を阻害することにより細菌細胞壁の生合成を阻害する.
②SBTは,細菌が産生するβラクタマーゼに結合し,不可逆的な阻害作用を示す.また,細菌のPBPへの結合能も有している.
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