文献詳細
文献概要
増刊号 感染症クイックリファレンス 薬剤
ホスホマイシン
著者: 小阪直史1
所属機関: 1京都府立医科大学附属病院薬剤部・感染対策部
ページ範囲:P.386 - P.387
文献購入ページに移動ホスホマイシン(fosfomycin:FOM)
◎作用機序
細胞質膜の能動輪送系から菌体内に取り込まれたFOMは,ピルビルトランスフェラーゼを阻害して,細胞壁のペプチドグリカン生合成の初期段階を阻害することで抗菌作用を示す.
◎作用機序
細胞質膜の能動輪送系から菌体内に取り込まれたFOMは,ピルビルトランスフェラーゼを阻害して,細胞壁のペプチドグリカン生合成の初期段階を阻害することで抗菌作用を示す.
参考文献
1)Lancet Infect Dis, 2010[PMID:20129148]
2)J Antimicrob Chemother, 2016[PMID:27118778]
掲載誌情報