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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻4号

2018年04月発行

文献概要

Q&A 読者質問箱

血液培養検査の適正さと評価法について教えてください.

著者: 溝上幸洋1

所属機関: 1社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院TQM部

ページ範囲:P.491 - P.494

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Q 血液培養検査の適正さと評価法について教えてください.

A 血液培養検査は,血液中に流出している原因菌を採血により採取し,液体培地(血液培養ボトルなど)で培養し,原因菌の同定や薬剤感受性検査を実施することで,感染症治療を有効かつ的確なものにするための最も重要な検査です.

 血液培養が診療の現場で適正に行われ,その結果が有効に利用されるためには,血液培養が適正に実施されているかを評価することが大切です.採取プロセスや結果(検出菌)を数値化し,評価する方法が各種ガイドライン1,2)で示されています.以下に,適正さの判断に用いられる代表的な指標と評価について紹介します.

参考文献

1)Baron EJ : Cumitech #1C, Blood Cultures Ⅳ. ASM Press, Washington, D.C., 2005
2)日本臨床微生物学会(編):血液培養検査ガイド.南江堂,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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