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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻5号

2018年05月発行

文献概要

臨床医からの質問に答える

検査室にある分析装置はなぜ1社に統一されていないのですか? 

著者: 原田雅章1

所属機関: 1市立島田市民病院臨床検査室

ページ範囲:P.574 - P.578

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はじめに

 臨床検査では多岐にわたる検査項目の測定を行っている.それに伴い,測定を行う臨床検査分析装置も多く存在している.今回は主に生化学・免疫検査における分析装置について述べたい.

 現在,生化学分析装置および免疫分析装置を販売しているメーカーは16社(少数項目測定分析装置メーカーを除く)あり,分析装置は70機種(1社で複数機種販売しているものを含む)を超える.分析装置は大量の検体を迅速かつ正確に処理し,操作者の負担を軽減するためになくてはならないものとなっている.このような現状のなか,検査室では自施設の運用に適した分析装置を選定し,検査を行っている.その結果,複数の分析装置を扱い検査を行う必要性が発生する.

参考文献

1)静岡県医師会:平成28年度静岡県医師会精度管理調査報告書,2016
2)日本臨床検査技師会:平成28年度日本臨床検査技師会精度管理調査報告,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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