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文献概要
技術講座 管理
採血室の管理・運営—患者サービス向上の視点から
著者: 曽根伸治1
所属機関: 1国際医療福祉大学三田病院検査室
ページ範囲:P.634 - P.639
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●患者が安心して安全な採血を受けられる体制が必要である.
●採血室の現状を把握,解析して,混雑時の採血の待ち時間の短縮や感染対策の実施をする.
●採血業務に関連する教育,研修体制を充実させる.
●採血室で発生するトラブル情報の収集,解析を行い,業務改善を心掛ける.
●臨床検査室の国際標準ISO 15189では,採血室利用者からの意見,満足度の確認が要求される.
●高齢者やバリアフリー支援の一環として視聴覚障害者への対応が必要である.
●患者が安心して安全な採血を受けられる体制が必要である.
●採血室の現状を把握,解析して,混雑時の採血の待ち時間の短縮や感染対策の実施をする.
●採血業務に関連する教育,研修体制を充実させる.
●採血室で発生するトラブル情報の収集,解析を行い,業務改善を心掛ける.
●臨床検査室の国際標準ISO 15189では,採血室利用者からの意見,満足度の確認が要求される.
●高齢者やバリアフリー支援の一環として視聴覚障害者への対応が必要である.
参考文献
1)盛田和治,金子誠,曽根伸治,他:採血室における患者アメニティ改善の取り組み—採血室リニューアルおよび業務改善の前後に実施したアンケート調査結果からわかったこと.医学検査 66:17-24,2017
2)曽根伸治,盛田和治,名倉豊,他:新しいシステム導入による外来採血の効率化.日臨検自動化会誌 36:325-330,2011
3)World Health Organization : WHO guidelines on Hand Hygiene in Health Care. WHO, Geneva, 2009
4)World Health Organization : Hand hygiene in outpatient care, home-based care and long term care facilities. WHO, Geneva, 2012
5)World Health Organization : WHO Guidelines on Drawing Blood. WHO, Geneva, 2010
6)曽根伸治,横田浩充,高橋孝喜,他:感染対策に配慮した外来採血の効率的運用に関する検討.臨病理 60:853-859,2012
7)曽根伸治,大久保滋夫,岡崎仁,他:採血システムの更新による外来採血室の待ち時間短縮の取り組み.日臨検自動化会誌 41:314-320,2016
8)金子誠,中尾博之,盛田和治,他:外来採血室の防災訓練—地震災害時の外来採血室での初期対応に関するシミュレーション.臨病理 61:1101-1106,2013
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