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書評
微生物プラチナアトラス
著者: 大塚喜人1
所属機関: 1亀田総合病院臨床検査部
ページ範囲:P.765 - P.765
文献購入ページに移動微生物検査・感染症診療のバイブルとして,そばに置いておきたい1冊
本書の著者である佐々木雅一先生との出会いは15年ほど前のことでした.当時,美唄労災病院(現;北海道せき損センター)に勤務していた佐々木先生は,評者が旭川,札幌へセミナー等の講演に訪れる度に熱心に聴講してくれていたことをよく憶えています.少々日本人離れした彼の鼻の高さと,下がった目尻は印象的で,一度会ったら忘れはしない男前です.
あるセミナーの閉会後,聴講者との懇親の場において,佐々木先生は評者にたくさんの質問をぶつけてきました.詳細は既に記憶から消えてしまいましたが,臨床微生物検査に従事する臨床微生物検査技師として,極めて重要な考え方を持つ先生だなと強く印象に残りました.以来,事ある毎に佐々木先生に注目してきましたが,人事異動によって神奈川県に来たかと思うと,そこを退職され東京都内の現職に転職し,その存在感をも大きくしていきました.そんな佐々木先生が趣味でもある写真の技術を活かして,感染症医の岡秀昭先生と共に,渾身の1冊「微生物プラチナアトラス」を作り上げました.
本書の著者である佐々木雅一先生との出会いは15年ほど前のことでした.当時,美唄労災病院(現;北海道せき損センター)に勤務していた佐々木先生は,評者が旭川,札幌へセミナー等の講演に訪れる度に熱心に聴講してくれていたことをよく憶えています.少々日本人離れした彼の鼻の高さと,下がった目尻は印象的で,一度会ったら忘れはしない男前です.
あるセミナーの閉会後,聴講者との懇親の場において,佐々木先生は評者にたくさんの質問をぶつけてきました.詳細は既に記憶から消えてしまいましたが,臨床微生物検査に従事する臨床微生物検査技師として,極めて重要な考え方を持つ先生だなと強く印象に残りました.以来,事ある毎に佐々木先生に注目してきましたが,人事異動によって神奈川県に来たかと思うと,そこを退職され東京都内の現職に転職し,その存在感をも大きくしていきました.そんな佐々木先生が趣味でもある写真の技術を活かして,感染症医の岡秀昭先生と共に,渾身の1冊「微生物プラチナアトラス」を作り上げました.
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