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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻8号

2018年08月発行

文献概要

病気のはなし

胆石症

著者: 黒崎哲也1

所属機関: 1板橋中央総合病院外科・腹腔鏡手術センター

ページ範囲:P.818 - P.824

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Point

●胆石症は主に胆嚢結石症を指し,胆嚢結石の65%はコレステロール胆石,35%が色素胆石である.

●胆石の症状には,食後の突然の右季肋部痛,心窩部痛,嘔気,嘔吐,背部痛などがみられるが,無症状で経過するものも80〜90%程度存在する.その一方で,炎症を起こし重篤化する症例も1%前後だが存在する.

●検査では超音波検査がスクリーニングとして有用である.その他,総胆管結石の存在や治療方針の決定のためにCT,MRCP,ERCP,DIC-CTなどが施行される.

●有症状胆石に対して最も確実な治療は手術治療である.現在は腹腔鏡下胆囊摘出術(Lap-C)が最も多く行われているが,状況により開腹手術も選択される.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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