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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻9号

2018年09月発行

文献概要

増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド 1章 こんなときどうする? 免疫染色の“困った”を解決 困った② 陽性対照組織も検体組織も染色されない

抗体の取り扱いに問題がある

著者: 柳田絵美衣12

所属機関: 1慶應義塾大学医学部病理学教室 2慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット

ページ範囲:P.940 - P.943

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抗体濃度が低い

■原理・原因

 抗体濃度が至適濃度以下の場合,希釈されることで含まれる抗体量が減り,抗原抗体反応が不十分となることで染色性が弱くなる.これらが染色ムラや偽陰性の原因となる.

参考文献

1)名倉宏,長村義之,堤寛(編):改訂四版 渡辺・中根 酵素抗体法.学際企画,pp127-128,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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