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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻9号

2018年09月発行

文献概要

増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド 1章 こんなときどうする? 免疫染色の“困った”を解決 困った④ バックグラウンドが強い

反応条件に問題がある

著者: 柳田絵美衣12

所属機関: 1慶應義塾大学医学部病理学教室 2慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット

ページ範囲:P.972 - P.976

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一次抗体の濃度が高すぎる

■原理・原因

 一次抗体の濃度が濃すぎると,抗原の有無に関係なく非特異的に抗体が組織や細胞上に残存してしまう.その残存した余分な抗体にも二次抗体や発色剤が反応・結合していき,非特異的な部分にもDAB(3,3’-diaminobenzidine)発色の着色が起こる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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