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文献詳細

雑誌文献

検査と技術46巻9号

2018年09月発行

文献概要

増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド 3章 免疫染色に強くなる! 免疫染色の極意

細胞診検体

著者: 山田寛1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット

ページ範囲:P.1030 - P.1033

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LBC固定液の成分が免疫染色にも遺伝子検査にも影響する!

 細胞診の固定は95%エタノール液(図1a)が主流であったが,近年,LBC(liquid based cytology)固定液を用いることで,細胞変性や乾燥の防止,細胞診標本の複数枚作製や長期保存などのメリットがうたわれている.しかし,LBC固定液はメーカーにより組成が違い,細胞形態や免疫染色の染色性に少なからず影響を与えるため,代表的な製品の組成の違いによる染色性の差を供覧する.

参考文献

1)細胞検査士会(編):細胞診標本作製マニュアル(体腔液).細胞検査士会,pp19-20,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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