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増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド 3章 免疫染色に強くなる! 免疫染色の極意
細胞診検体
著者: 山田寛1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
ページ範囲:P.1030 - P.1033
文献購入ページに移動細胞診の固定は95%エタノール液(図1a)が主流であったが,近年,LBC(liquid based cytology)固定液を用いることで,細胞変性や乾燥の防止,細胞診標本の複数枚作製や長期保存などのメリットがうたわれている.しかし,LBC固定液はメーカーにより組成が違い,細胞形態や免疫染色の染色性に少なからず影響を与えるため,代表的な製品の組成の違いによる染色性の差を供覧する.
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