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増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド 3章 免疫染色に強くなる! 免疫染色の極意
抗原賦活処理
著者: 中村広基1 柳田絵美衣23
所属機関: 1西尾市民病院臨床検査室 2慶應義塾大学医学部病理学教室 3慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
ページ範囲:P.1036 - P.1039
文献購入ページに移動熱処理賦活に用いる賦活溶液と加熱方法の組み合わせにはさまざまな方法(表1)があり,膜蛋白を可溶化する界面活性剤(Tween®20など)を賦活溶液に添加することで,抗体の浸透性を高めて賦活能を上げることも行われている.これらの賦活溶液を,マイクロウエーブや電気ポット,圧力釜,オートクレーブなどで一定時間加熱して熱処理賦活を行う.
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