文献詳細
文献概要
増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド 3章 免疫染色に強くなる! 免疫染色の極意
コントロールの設定
著者: 柳田絵美衣12 淺沼広子3 小山内翔祐4 中島真奈美5
所属機関: 1慶應義塾大学医学部病理学教室 2慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット 3札幌医科大学附属病院病理部 4王子総合病院臨床検査科 5独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター臨床検査科
ページ範囲:P.1054 - P.1061
文献購入ページに移動■検体切片と染色コントロール用切片は同じガラス上で染色する
染色コントロールは,検体切片が“正しく染色されたのか”を判定・証明する目的で用いるため,検体切片と同じガラス上で染色することが重要となる(図1a,b).別々のガラス上で染色すると,“抗体のアプライ忘れ”“反応時間のズレ”などでガラス1枚1枚での染色条件が異なる可能性がある.
参考文献
掲載誌情報