文献詳細
病気のはなし
文献概要
Point
●てんかんは,大脳の神経細胞の異常活動によりてんかん発作を慢性的に繰り返す病気です.診断時は,急性症候性発作,失神,心因性発作などを鑑別から除外する必要があります.
●適切な治療を行うためには,てんかんを正しく分類することが重要です.発作型(焦点,全般)や病因(素因性,構造的/代謝性)に基づき,てんかん症候群分類を行います.
●てんかんの診断において脳波検査は最も重要な検査です.脳波の波形の判読では,異常所見だけではなく,アーチファクトや正常亜型についての幅広い知識が必要となります.
●てんかんは,大脳の神経細胞の異常活動によりてんかん発作を慢性的に繰り返す病気です.診断時は,急性症候性発作,失神,心因性発作などを鑑別から除外する必要があります.
●適切な治療を行うためには,てんかんを正しく分類することが重要です.発作型(焦点,全般)や病因(素因性,構造的/代謝性)に基づき,てんかん症候群分類を行います.
●てんかんの診断において脳波検査は最も重要な検査です.脳波の波形の判読では,異常所見だけではなく,アーチファクトや正常亜型についての幅広い知識が必要となります.
参考文献
1)Téllez-Zenteno JF, Hernández Ronquillo L, Moien-Afshari F, et al : Surgical outcomes in lesional and non-lesional epilepsy: a systematic review and meta-analysis. Epilepsy Res 89:310-318,2010
1)日本神経学会(監),「てんかん治療ガイドライン」作成委員会(編):てんかん治療ガイドライン2010.医学書院,2010
2)兼本浩祐,丸栄一,小国弘量,他(編):臨床てんかん学.医学書院,2015
掲載誌情報