文献詳細
技術講座 病理
文献概要
Point
●液状化検体細胞診(LBC)法は人為的塗抹不良による検体不適正(乾燥,厚塗り,塗抹ムラ)を防止できます.
●フィルター法と重力自然沈降法で原理の違いによる弱点があります.
●従来の直接塗抹法に比較して,LBC法では細胞の見え方が異なります.
●LBC法では標本作製後,保存液に残った細胞を2次利用することができます.
●液状化検体細胞診(LBC)法は人為的塗抹不良による検体不適正(乾燥,厚塗り,塗抹ムラ)を防止できます.
●フィルター法と重力自然沈降法で原理の違いによる弱点があります.
●従来の直接塗抹法に比較して,LBC法では細胞の見え方が異なります.
●LBC法では標本作製後,保存液に残った細胞を2次利用することができます.
参考文献
1)尾崎聡:細胞診の精度向上を目指して 直接塗抹法・LBC法の基本と要点を整理する 症例から学ぶ 細胞診のポイント 婦人科(子宮頸部).Med Technol 42:674-679,2014
2)香川昭博,則松良明,寺本典弘,他:7種の臨床材料を使用した液状化検体細胞診3方法における細胞所見の比較.医学検査 66:60-67,2017
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