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ESD・EMR検体の写真の撮り方
著者: 濱本英剛1
所属機関: 1永山消化器内視鏡内科
ページ範囲:P.1324 - P.1326
文献購入ページに移動はじめに
内視鏡で見る病変部の盛り上がりや凹み,また近年では病変表面の拡大内視鏡所見などは病理学的な所見と合わせて理解することが重要になっています.検体が過不足なく病変の特徴を捉えるよう撮影されていれば,プレパラートと内視鏡画像の“架け橋”となります.そこで本稿では普段の業務で気をつけたい,簡単に達成できる内視鏡治療後〔ESD(endoscopic submucosal dissection)・EMR(endoscopic mucosal resection)後〕の検体写真撮影の手順をお伝えしたいと思います.
内視鏡で見る病変部の盛り上がりや凹み,また近年では病変表面の拡大内視鏡所見などは病理学的な所見と合わせて理解することが重要になっています.検体が過不足なく病変の特徴を捉えるよう撮影されていれば,プレパラートと内視鏡画像の“架け橋”となります.そこで本稿では普段の業務で気をつけたい,簡単に達成できる内視鏡治療後〔ESD(endoscopic submucosal dissection)・EMR(endoscopic mucosal resection)後〕の検体写真撮影の手順をお伝えしたいと思います.
参考文献
1)二村聡:消化管切除標本の取り扱いとマクロ写真撮影について—基本的な作法を中心に.胃と腸 45:151-162,2010
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