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技術講座 生化学
—step up編—血清重炭酸塩測定
著者: 河口勝憲1 古川聡子2
所属機関: 1川崎医療福祉大学医療技術学部臨床検査学科 2川崎医科大学附属病院中央検査部
ページ範囲:P.1376 - P.1378
文献購入ページに移動●日本における重炭酸塩測定は血液ガス分析が一般的であるが,静脈血を用いて自動分析装置で測定することも可能である.
●重炭酸塩測定における測定試料は,採血管の規定量に対し採血量が少ないほど低値となる.
●重炭酸塩は大気との接触により測定値が低下するため,速やかに測定を行う必要がある.
●重炭酸塩は代謝性アシドーシスを評価するうえで重要な項目である.
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