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ページ範囲:P.178 - P.178
文献購入ページに移動 病理診断はヘマトキシリン・エオジン染色(H-E染色)によって多くの情報が得られ,鑑別疾患を挙げることができるが,さらなる診断の裏付けや鑑別疾患の絞り込みを行うために,組織化学染色(一般に特殊染色と呼ばれている)や免疫組織化学染色が利用されている.組織化学染色は膠原線維,細網線維,弾性線維を染めだし,組織の線維化の程度や組織構築の把握,腫瘍の血管侵襲の有無の確認などに用いられ,その他にも粘液や脂肪,細胞内物質,病原微生物の証明に有用である.
問題1は,生体内色素であるメラニンが皮膚の基底層にみられる像である.メラニンは生体内色素のなかでも非血色素性色素に分類され,皮膚の基底層以外にも毛髪,眼球,脳の黒質などに存在し,淡黄色,黄色,褐色,黒褐色,黒色などの色調を呈する.
問題1は,生体内色素であるメラニンが皮膚の基底層にみられる像である.メラニンは生体内色素のなかでも非血色素性色素に分類され,皮膚の基底層以外にも毛髪,眼球,脳の黒質などに存在し,淡黄色,黄色,褐色,黒褐色,黒色などの色調を呈する.
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