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文献詳細

雑誌文献

検査と技術47巻3号

2019年03月発行

増刊号 エキスパートが教える 心・血管エコー計測のノウハウ

1章 心エコー

GLS

著者: 中島英樹1

所属機関: 1筑波大学附属病院検査部

ページ範囲:P.389 - P.393

文献概要

Key Point

1.GLS(global longitudinal strain)

・GLSは,左室駆出率に先行して早期の収縮障害を検出できる.

・40〜80Hzのフレームレートで記録する.

・心内膜面のトレースは,乳頭筋や肉柱および腱索を含めない.

・関心領域は心筋の厚みに設定する.

・基準値はGLS>20%である.

参考文献

1)Lang RM, et al. J Am Soc Echocardiogr 2015;28:1-39.[PMID:25559473]
2)Yingchoncharoen T. Lang R, et al(eds). Cardiac amyloidosis—Echocardiographic features : ASE's Comprehensive Echocardiography, 2nd ed. Elsevier 2015:343-348.
3)Plana JC, et al. J Am Soc Echocardiogr 2014;27:911-939.[PMID:25172399]

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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