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文献詳細

雑誌文献

検査と技術47巻3号

2019年03月発行

文献概要

増刊号 エキスパートが教える 心・血管エコー計測のノウハウ 2章 血管エコー

頸部動脈

著者: 小谷敦志1

所属機関: 1近畿大学医学部奈良病院臨床検査部

ページ範囲:P.418 - P.434

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Key Point

1.血管径(総頸動脈,内頸動脈,椎骨動脈)

・血管径の計測は,血管長軸断面の中央径(最大径)を描出して行う.

・動脈径の計測は,内膜と血管内腔の境界を計測する血管内径(内膜間距離)と,外膜内輪径に近似したポイントを計測する血管外径(偽外膜間距離)が用いられている.

・血管径の計測時相は心拍の拡張末期(頸動脈では血管が最大に収縮した時点と近似)である心電図R波時相で計測する.

参考文献

1)廣岡芳樹,他.超音波による頸動脈病変の標準的評価法2017.http://www.jsum.or.jp/committee/diagnostic/pdf/jsum0515_guideline.pdf(2018/12/27)
2)日本脳神経超音波学会・栓子検出と治療学会ガイドライン作成委員会.超音波による大動脈・末梢動脈病変の標準的評価法.Neurosonolory 2006;19:49-67.
3)日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会(編).脳卒中治療ガイドライン2015.協和企画 2017.
1)小谷敦志,他.頸動脈エコースクリーニング基本的検査手順の策定.Jpn J Med Ultrasonics 2016;43:723-728.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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