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文献詳細

雑誌文献

検査と技術47巻3号

2019年03月発行

文献概要

増刊号 エキスパートが教える 心・血管エコー計測のノウハウ 2章 血管エコー

胸・腹部大動脈

著者: 小谷敦志1

所属機関: 1近畿大学医学部奈良病院臨床検査部

ページ範囲:P.436 - P.439

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Key Point

1.瘤径

・腹部大動脈瘤の最大径の計測は,長軸断面で瘤が最大に描出される断面かつ血管長軸に対して垂直となる短軸断面を描出し,瘤の前後径となる最大短径を計測する.

・腹部大動脈瘤の最大短径は数回計測し再現性を確認する.計測ポイントは,外膜間距離で計測するとCTの計測部位と近似する.

・計測の時相は,動脈が最小径となる心電図QRS波相(拡張末期)とする.

参考文献

1)髙本眞一,他.循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2010年度合同研究班報告)大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2011年改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_takamoto_h.pdf(2018/12/20)
2)廣岡芳樹,他.超音波による大動脈・末梢動脈病変の標準的評価法.超音波医 2014;41:405-414.
3)小谷敦志,他.腹部大動脈ステントグラフト内挿術後の超音波による評価.Jpn J Med Ultrasonics 2017;44:365-373.
1)宮田哲郎,他.2014 年度合同研究班報告 末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン(2015 年改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2015_miyata_h.pdf(2018/12/20)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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