検査と技術47巻4号

2019年04月発行

トピックス

医療法・臨床検査技師等に関する法律等の改正の概要

著者： 丸田秀夫¹²

所属機関： ¹一般社団法人日本臨床衛生検査技師会 ²社会医療法人財団白十字会佐世保中央病院

ページ範囲：P.488 - P.491

はじめに

　ゲノム医療の実用化に向けた体制整備が進められているなか，安全で適切な医療提供を推進するため，遺伝子関連・染色体検査を含む検体検査の精度の確保を目的に，医療法等の一部改正が行われた．改正法は診療所，歯科医療機関，助産所等を含む全ての医療機関に適用される．本稿では今回の法改正の内容について概説する．

参考文献

1）厚生労働省：医療法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備に関する省令の施行について．医政発0810第1号，平成30年8月10日

2）厚生労働省：検体検査の分類の見直しについて．第1回検体検査の精度管理等に関する検討会　資料4，p26，平成29年10月27日　（https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000182677.pdf）（2018年11月12日アクセス）