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増刊号 染色画像を比べて学ぶ 体腔液アトラス 4章 関節液
化膿性関節炎
著者: 保科ひづる1
所属機関: 1諏訪中央病院 技術部検査科
ページ範囲:P.1108 - P.1109
文献購入ページに移動●患者背景と検査データ(表1)
20歳代,男性.2日前から寒気と全身の痛みあり.その後,左下肢疼痛に限局.左下肢蜂窩織炎,左膝化膿性関節炎あり.既往歴に左下肢交通事故後後遺症あり.検体の細胞内に細菌の貪食あり.細胞は変性が多い.脂肪球あり.
細菌同定のため培養検査を行った結果,血液からはstreptococcus pyogenes,ドレーンした関節液からはStaphylococcus capitisがそれぞれ検出された.
20歳代,男性.2日前から寒気と全身の痛みあり.その後,左下肢疼痛に限局.左下肢蜂窩織炎,左膝化膿性関節炎あり.既往歴に左下肢交通事故後後遺症あり.検体の細胞内に細菌の貪食あり.細胞は変性が多い.脂肪球あり.
細菌同定のため培養検査を行った結果,血液からはstreptococcus pyogenes,ドレーンした関節液からはStaphylococcus capitisがそれぞれ検出された.
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