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文献詳細

雑誌文献

検査と技術47巻9号

2019年09月発行

増刊号 染色画像を比べて学ぶ 体腔液アトラス

6章 CAPD

CAPDの概要と通常みられる細胞

著者: 保科ひづる1

所属機関: 1諏訪中央病院 技術部検査科

ページ範囲:P.1144 - P.1145

文献概要

●CAPD

 CAPD(continuous ambulatory peritoneal dialysis)とは腹腔内に腹膜灌流カテーテルを介して透析液を注入し,一定時間貯留させる間に腹膜を通して血液中の老廃物や余分な水分を除去する透析法である.透析液は1日に4回程度交換し,24時間連続して行われる.特徴として体液や血圧の変動が少ないため,体の負担が軽いこと,食事制限が緩和されること,透析を開始してからも腎機能が保持されること,時間的拘束が少ないことが挙げられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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