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文献詳細

雑誌文献

検査と技術48巻1号

2020年01月発行

文献概要

過去問deセルフチェック!

解答と解説

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.29 - P.29

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 日常診療において,末梢血のヘモグロビン濃度が低下する貧血の患者に遭遇する機会は極めて多く,また,国家試験にも頻出しています(今回の問題は全て2019年の問題です).貧血の診療においては,その原因を確定することが何より重要ですが,これは通常の血算と生化学スクリーニング検査だけでほぼ推察可能である場合が多いです.赤血球恒数,特に平均赤血球容積(mean corpuscular volume:MCV)に注目することが重要です(表1).MCV(単位はfL)は赤血球の大きさを表す指標であり,ヘマトクリット(hematocrit:Ht)(%)÷赤血球数(104)×1,000で計算できますが,通常は自動血球計数器により算出されます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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