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文献詳細

雑誌文献

検査と技術48巻1号

2020年01月発行

文献概要

技術講座 その他

医療と情報システム—臨床検査を中心に

著者: 増田健太1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.38 - P.43

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Point

●検体を採取する医療従事者が正しい検査前工程を順守するために,検体ラベルの印字を簡潔でわかりやすいものとすることが肝要です.

●検体検査結果はネットワーク経由でリアルタイムに診療科に送信されるので,偽高値・偽低値を検出する臨床検査情報システム(LIS)の役割は大きいものとなっています.

●医療従事者と情報システムを開発する企業との間で知識を共有するために,医療情報技師の資格は有用であるといえます.

●医療の変化に応じた情報システムの導入・維持のために,検査技術と情報処理技術との両方に長けた臨床検査技師の必要性がますます高くなっています.

参考文献

1)日本医療情報学会医療情報技師育成部会(編):新版 医療情報 医療情報システム編,第2版.篠原出版新社,2013
2)株式会社エイアンドティー:1-3.HIS(オーダリングシステム)から求められるLIS(https://www.aandt.co.jp/jpn/lis_p/1-3.htm)(2019年9月24日アクセス)
3)臨床検査情報システム研究班:認定検査技師 医療情報技師認定制度について.東京都医学検査 46:17-19,2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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