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病気のはなし
骨粗鬆症
著者: 三浦雅一12 佐藤友紀1
所属機関: 1北陸大学薬学部薬学臨床系病態解析学分野 2北陸大学健康長寿総合研究グループ
ページ範囲:P.1092 - P.1097
文献購入ページに移動●骨粗鬆症とは低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし,骨の脆弱性が増大し,骨折の危険性が増加する疾患である.
●骨粗鬆症診療には,早期診断が重要であり,すでに発症してしまった骨粗鬆症に対しては効果的な治療およびより精度のよい治療モニタリング,そして骨折リスクの評価が必須事項となる.
●日常検査で活用されている骨代謝マーカー検査は,日々の骨代謝状態を適確に表現しうることが認められており,動的指標としての骨粗鬆症診療では有用である.
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