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文献詳細

雑誌文献

検査と技術48巻11号

2020年11月発行

文献概要

臨床医からの質問に答える

喀痰グラム染色像から起炎菌をどのように推測すればよいですか?

著者: 森本徳仁12 西田愛恵2 横山彰仁23

所属機関: 1高知学園大学健康科学部臨床検査学科 2高知大学医学部附属病院検査部 3高知大学医学部呼吸器・アレルギー内科学

ページ範囲:P.1258 - P.1262

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はじめに

 肺炎の原因となる起炎菌を早い段階でグラム(Gram)染色から推測することは,今後の診断・治療の方針を決めるためにも非常に重要なことです.本稿では,喀痰のグラム染色から起炎菌を推測するうえでのポイントについて解説します.

参考文献

1)小栗豊子(編):臨床微生物検査ハンドブック,第5版.三輪書店,2017
2)田里大輔,藤田次郎:グラム染色からの感染症診断—検体採取・染色・観察の基本とケースで身につく診断力.羊土社,pp66-71,2013
3)JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会(編):Ⅶ 呼吸器感染症.JAID/JSC感染症治療ガイド2019.ライフサイエンス出版,pp98-204,2019
4)Kuroda H, Hosokawa N. Gram-ghost bacilli : J Gen Fam Med 20:31-32,2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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