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文献詳細

雑誌文献

検査と技術48巻12号

2020年12月発行

文献概要

技術講座 病理

病理組織切片からの腫瘍細胞ダイセクション

著者: 山田寛1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット

ページ範囲:P.1308 - P.1314

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Point

●がんゲノム医療において,腫瘍細胞含有率は次世代シーケンサー(NGS)におけるシーケンスの成否をも左右する重要なファクターである.

●目的の腫瘍細胞をいかに多く回収できるか,また正常細胞や炎症細胞をいかに除外できるかが,シーケンスの精度を上げるコツである.

●今回はマイクロダイセクション装置を用いず,マニュアルでいかに効率よく腫瘍細胞を回収できるか,またその際の注意点などを解説する.

参考文献

1)早川和重,山本信之,林雄一郎,他:EGFR遺伝子検査.日本肺癌学会(編):EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2014年度版,金原出版,2014
NCCオンコパネルシステム検体作製ガイド
CDxがんゲノムプロファイル検体作製ガイド

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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