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書評
臨床研究の教科書—研究デザインとデータ処理のポイント 第2版
著者: 福岡敏雄1
所属機関: 1倉敷中央病院
ページ範囲:P.1346 - P.1346
文献購入ページに移動「やさしく,丁寧に,読みやすく」が貫かれた教科書
この『臨床研究の教科書』は,臨床研究にかかわるどんな人にも必ず役立つところがある,どんな人にも読む価値がある,そんな不思議な本である.
臨床研究の流れが,しっかり丁寧に順を追って網羅的に書かれている.「統計解析」に飛びつきがちな初心者は第1部で研究の計画の大切さを,さまざまなデータで統計解析を行ってきた中級者は第3部で統計解析の実践的な意義付けを,研究を計画し実行したことがある実践者は第2部でもっと上手に研究チームを動かすスキルを,これから臨床研究論文を書こうとしている執筆者には第4部でその注意点と秘訣を,それぞれ学ぶことができる.
この『臨床研究の教科書』は,臨床研究にかかわるどんな人にも必ず役立つところがある,どんな人にも読む価値がある,そんな不思議な本である.
臨床研究の流れが,しっかり丁寧に順を追って網羅的に書かれている.「統計解析」に飛びつきがちな初心者は第1部で研究の計画の大切さを,さまざまなデータで統計解析を行ってきた中級者は第3部で統計解析の実践的な意義付けを,研究を計画し実行したことがある実践者は第2部でもっと上手に研究チームを動かすスキルを,これから臨床研究論文を書こうとしている執筆者には第4部でその注意点と秘訣を,それぞれ学ぶことができる.
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