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文献詳細

雑誌文献

検査と技術48巻2号

2020年02月発行

連載 生理検査のアーチファクト・32

—聴覚機能検査③ 純音聴力検査—患者の協力・理解度による影響

著者: 橘内健一1

所属機関: 1社会医療法人耳鼻咽喉科麻生病院

ページ範囲:P.166 - P.168

文献概要

こんなアーチファクトを知っていますか?

 図1aでは125〜8,000Hzの聴力閾値レベルは0〜25dBであり,高音域と比較して低音域に閾値の上昇がみられる.図1bでは,125〜8,000Hzの聴力閾値レベルは0〜10dBである.この2つのオージオグラムは同じ被検者のものである.

参考文献

1)日本聴覚医学会(編):聴覚検査の実際,改訂3版.南山堂,2009
2)小寺一興,村井和夫,朝隈真一郎:「日本聴覚医学会聴覚検査法」の制定について 日本聴覚医学会聴覚検査法 1.オージオメータによる純音聴力(閾値)レベル測定法(2008).Audiol Jpn 51:241-249,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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