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増刊号 採血のすべて—手技から採血室の運用まで徹底解説 Ⅲ 採血手技と検査値
遺伝子関連検査・染色体検査の採血および採血後の検体の取り扱い
著者: 横田浩充1
所属機関: 1東邦大学理学部臨床検査技師課程
ページ範囲:P.273 - P.276
文献購入ページに移動遺伝子関連検査・染色体検査の血液採取における留意点
臨床検査における遺伝子検査は,①病原体遺伝子検査,②体細胞遺伝子検査,③遺伝学的検査(生殖細胞系列遺伝子検査)の3つの分野で行われており,これらを総称して遺伝子関連検査という.
本稿では採血を伴う遺伝子関連検査(対象:血液・白血球,血清,血漿)にフォーカスし,採血時の留意点と採血後の検体の取り扱いについて述べる.なお,遺伝子関連検査・染色体検査の血液採取において共通した留意点として表1の他,下記の事項がある.
臨床検査における遺伝子検査は,①病原体遺伝子検査,②体細胞遺伝子検査,③遺伝学的検査(生殖細胞系列遺伝子検査)の3つの分野で行われており,これらを総称して遺伝子関連検査という.
本稿では採血を伴う遺伝子関連検査(対象:血液・白血球,血清,血漿)にフォーカスし,採血時の留意点と採血後の検体の取り扱いについて述べる.なお,遺伝子関連検査・染色体検査の血液採取において共通した留意点として表1の他,下記の事項がある.
参考文献
1)JCCLS日本臨床検査標準協議会,JCCLS遺伝子関連検査標準化専門委員会:遺伝子関連検査 検体品質管理マニュアル Approved Guideline(承認文書),2011
2)JCCLS日本臨床検査標準協議会,JCCLS遺伝子関連検査標準化専門委員会:遺伝子関連検査に関する日本版ベストプラクティス・ガイドライン 解説版,2016
3)高久文麿(監),黒川清,春日雅人,北村聖(編):臨床検査データブック2019-2020.医学書院,2019
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