文献詳細
文献概要
トピックス
新生児における輸血療法の留意点
著者: 万木紀美子1
所属機関: 1京都大学医学部附属病院検査部輸血部門
ページ範囲:P.480 - P.483
文献購入ページに移動はじめに
新生児は免疫能が未発達であること,胎盤を通過した母親由来の抗体が存在することなど,輸血において成人とは異なる対応が必要となる.本稿では新生児における輸血療法において特に注意すべき点について解説する.
新生児は免疫能が未発達であること,胎盤を通過した母親由来の抗体が存在することなど,輸血において成人とは異なる対応が必要となる.本稿では新生児における輸血療法において特に注意すべき点について解説する.
参考文献
1)武田正一郎:血液製剤の使用にあたって,第5版.じほう,2017
2)認定輸血検査技師制度協議会カリキュラム委員会(編):スタンダード輸血検査テキスト,第3版.医歯薬出版,2017
3)厚生労働省医薬・生活衛生局:血液製剤の使用指針(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000161115.pdf)(2020年1月10日アクセス)
4)大戸斉,大久保光夫(編):わかりやすい周産期・新生児の輸血治療.メジカルビュー社,2009
5)日本輸血・細胞治療学会分割製剤小委員会:血液製剤の院内分割マニュアルVer.2.0(http://yuketsu.jstmct.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/c5849f100ddf0e91b0136f44b920703b.pdf)(2020年1月10日アクセス)
掲載誌情報